副業プログラマーのHiro(ヒロ)です。
いま、非常に注目されてるIoTという技術。
下記の記事で注目されてる理由に迫りました。
でもどうやって使えばいいんだろう
難しそうに聞こえるけど、実はいろんな技術の組み合わせだよ
では、実際にIoTを使いたいとなった時、どのような技術が必要となるかわかりやすくお話ししますね。
しっかりと勉強したいという方は、私も使ったこちらの本がすごく参考になります。ぜひ!
必要な技術はこの4つ!
IoTシステムを作るという場合に、必要な技術をIPA(独立行政法人 情報処理推進機構)が公表しています。
『IoT分野の人材育成動向と課題』という報告書の中で、次の4つを挙げています。
- ソフトウェアが分かる
- ハードウェアが分かる
- ネットワークの知識を有する
- データが分析できる
この4つ全てを持っている人がいれば良いのですが、実際にはそんな人はほとんどいません。
私もソフトウェアやハードウェアの知識はありますが、ネットワークやデータに関しては素人です。
ソフトウェアが分かる
じゃあ、どの技術を身につければ良いんだろう
全ての知識を持ってる人はほとんどいませんが、その中でソフトウェアの知識は必要だと考えています。
ソフトウェアの知識=プログラミングの知識ですね。
小学校や中学校の学習指導要領でも、プログラミングは挙げられています。
今後の社会でソフトウェアの技術が必要なので、小さな頃から学んでおこう、ということですね。
ハードウェアが分かる
IoTではセンサーからデータを吸い上げ、ソフトウェアで処理してモーターを動かす、というようにモノを制御します。
そのため、IoTシステムを構築する場合には、データを集めるセンサーや、モーターなどに関する知識が必要です。
例えば水位が所定以上になったら警告ランプを点灯させたい、という要求があったとします。
その時に何ボルトの電圧を掛けたら良いのか、また何アンペアまで電気を流したらランプが壊れないかを考える必要があります。
よって、ランプやセンサーというハードウェアに関する知識が必要となります。
ネットワークの知識を有する
IoTはInternet of Thingsの略。
上でお話ししたセンサーやモーターがネットワークを介して、情報のやり取りを行うシステムでしたね。
このため、各種のモノを繋ぐためのネットワークに関する知識がIoTに関わる技術者に必要となります。
実際にどのようにネットワークを構築するか、またどのようなネットワークを選択するか、IoTシステムの設計では必ず実施します。
自動車の衝突検知システムでは、高速なネットワークが採用されます。
また、沢山のセンサーを農園で使いたい場合、より安価で長時間使えるネットワークが必要です。
その時に、どのような通信をするか、どのようなデータを流すか、システムの設計者は考えなければいけません。
無線では法律も考慮する必要があり、ネットワークという分野では、非常に広範囲にわたる知識が必要となります。
データが分析できる
センサーから上がってきたデータは、そのままの形で使われることはありません。
温度が高くなったという情報を、そのままモーターに送ってもモーターは回りません。
このように、センサーから吸い上げたデータやユーザーが入力したデータは、欲しい情報に変換したり、取捨選択をして活用することが重要です。
データサイエンティストと呼ばれる技術者が担当する領域ですが、データを分析して、どのように活用するかが、IoTでは非常に重要となります。
データサイエンティストと呼ばれる人は非常に少ないため、コンサルタント・士業など数字・データに強い職種の人を採用したりします。
データを有効に使い倒しましょう。
まとめ
このようにIoTには4つの技術が必要であり、それらを活かした製品設計やシステム設計を行います。
しかし、この4つの技術は非常に大切で重要ですが、全てを兼ね備えた人材は、ほとんどいない、ということを知っておくことも必要です。
企業でIoTを推進する立場の人は、いかに人材を組み合わせるか、を考えることが必要ですね。
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