副業プログラマーのHiro(ヒロ)です。
今回は『第4次産業革命』について書きます。
4次の前に1次・2次・3次があったの?
そうなんです。今は第4次の真っ只中にいます
第4次産業革命って何?という話から、第1次〜第3次の過去の産業革命にも触れていきます。
「詳しく知りたいな」という方は、こちらの本がすごくオススメです。
おさらい
まずはおさらいです。IoTとはどのような仕組みだったでしょうか。
IoT=Internet of Things、モノのインターネットのことで、下記のページで解説しました。
全ての中心はデータ
IoT製品ではデータが非常に重要となります。
よりたくさんのデータを、正確でタイムリーに更新することで、IoT製品やシステムは成り立っています。
例えば、スマートウォッチではユーザーの心拍数や歩数という”データ”を元に、現在の体の状況を診断します。
その診断結果を通知したり、最適なトレーニングメニューのアドバイスをユーザーに提供します。
この時、スマートウォッチを身に付けているユーザーから吸い上げる心拍数や、歩数が重要なデータになります。
IoT製品やシステムではデータが重要となります。
このようにデータが中心となり産業が発展する事を、第4次産業革命といいます。
現在は第4次産業革命のど真ん中
さて、皆さんは学生時代、第何次の産業革命まで習いましたか?
私は2次まで習った記憶があります
世界史で学んだような気がします。当時はあまり世界史は好きではありませんでしたが・・・
あと、第3次産業革命があった事は、全く知りませんでした。
第1次産業革命
第1次産業革命は、18世紀から19世紀初頭に起き『もの』を中心とした産業革命のことを指します。
それ以前までのモノづくりは、工場で人が手作業で製品を作るというものでした。
人力だけではなく、馬の力や水力、風力なども使われていました。
そこから、機械を使って生産を行うようになります。これを工場制機械工業の導入と言います。
その時に使われていた動力は、主に蒸気機関です。蒸気機関車のアレですね。
水蒸気の力をモノの動きに変換し、動力を得ます。
この蒸気機関を導入することで、生産効率が飛躍的に高くなりました。
多くのパワーを得られることで、大型の生産設備も稼働でき、重く大きな製品も生産でき、また人の労力も軽減されたため安定的にモノが生産できるようになりました。
第2次産業革命
第1次産業革命が起こり、工場で機械を導入し製品を生産する時代が続きました。
19世紀後半ごろになると、その製品を工場で大量に生産するようになります。
この頃を第2次産業革命と言います。
第2次産業革命では、石油や電気といった蒸気機関とは別の動力が注目されるようになります。
機械の動力に関する技術革新が進んだのですね。
第1次産業革命は『もの』が中心でしたが、第2次産業革命は『エネルギー』中心の革命であったといえます。
この頃に、フォードなどの自動車メーカーは生産ラインを革新し、自動車を大量に生産するようになります。
『T型フォード』ですね。
ベルトコンベアの上を自動車が流れ、様々な部品が付けられ徐々に完成されていく、今の自動車生産の礎とも呼べる生産方式がこの頃に考えられました。
このように第2次産業革命では、蒸気機関から石油・電気エネルギーへの転換が起こりました。
様々な生産設備や装置が機械化されたことで、製品を工場で大量に生産できるようになったんです。
大量生産時代の幕開けですね。
まとめ
今回は、第1次産業革命~第2次産業革命を見てきました。
「もの」の時代から「エネルギー」の時代に移り変わっていったんですね。
学生時代に習っているはずですが、使わないと忘れますね~。
コメント
コメント一覧 (1件)
[…] あわせて読みたい 【初心者にも分かる】第4次産業革命とは その1 副業プログラマーのHiro(ヒロ)です。 今回は『第4次産業革命』について書きます。 4次の前に1次・2次・3 […]